選挙は公平であることが大原則

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どうしても有利と不利は生じてしまう

例えば、A氏は非常に大きな政党の候補となり、B氏はそこそこの規模政党の候補となり、C氏はやや小規模な政党の候補となり、D氏は非常に小さな政党の候補になったとします。
もしも、この4人が同じ小選挙区で立候補をしたと過程した場合、明らかに大きな政党であるA氏が有利になってしまうのです。
小選挙区の場合は、当選者は1人しかいないわけですから、所属政党によって有利不利が生じてしまうのです。
もちろん、これが大選挙区制で3人まで当選できる場合であれば、B氏やC氏にも当選する可能性がありますし、頑張り次第ではD氏も逆転で当選できるかもしれないのです。

大選挙区制がいいとも一概には言えない

ただ、公平性が高いからと言って、大選挙区制での選挙がいいとも一概には言えないのです。
そうなれば、今度は政権交代の大きな障害になってしまいますし、結果的に政権が非常に不安定になりかねないので、それはそれで大きな問題となってしまうのです。

完璧な公平性は実現不可能かもしれない

もしも選挙で完璧な公平性を実現させようと思えば、また別の新たな問題が発生してしまうかもしれません。
それを考えれば、完璧な公平性を実現させることは不可能かもしれないのです。

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